Hospital Management Japan Summit 2019

前野 哲博 Tetsuhiro Maeno

筑波大学附属病院 副病院長  | 筑波大学 総合診療科教授 兼







Speaker Presentation

総合診療フォーラム これからの医療人材教育と総合診療医への期待
現代の医療は高い専門性を持つ医師によって支えられている反面、より専門分化が進み、多角的な視点から患者を診る総合診療医の必要性が高まっている。患者に適切な選択と良質な医療の提供をするには、広い守備範囲をもって患者に対応することが求められており、特に、高齢患者は複数の疾患をもつことも多いことから、複数の医療機関にかかるのではなく、特定の専門知識だけにとらわれずに、速やかで正確な診断と治療を行うことができる総合診療医への期待が高まっている。また、各科の専門医が、プライマリケアの一部をできる範囲内で担い、患者を第一に考えた円滑な連携が鍵となる。本セッションでは、総合診療医の必要性を医療の現場に訴え、これからの医療に求められる医師像とそのために必要な質の高い医療従事者の養成法を討議する。

Speaker Bio
前野 哲博 1991年筑波大学卒業。同年河北総合病院内科研修医、1994年筑波大学総合医コースレジデント。1997年川崎医大総合診療部、1998年筑波メディカルセンター病院総合診療科を経て、2000年筑波大学卒後臨床研修部講師。2003年同助教授、2009年地域医療教育学教授。現在、筑波大学附属病院副病院長、総合診療科長、日本プライマリ・ケア連合学会副理事長。資格等:博士(医学)、家庭医療専門医、総合内科専門医、医学教育専門家。

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