Hospital Management Japan Summit 2019

鎌田 實 Minoru Kamata

名誉院長  | 諏訪中央病院 







Speaker Presentation

Future is Now: 世界からみた日本のヘルスケアとこれから
1978年、当時のソビエト連邦アルマ・アタ(現カザフスタン共和国アルマティ)で、第1回プライマリヘルスケア国際会議がWHO主導で開かれた際、「すべての人々に健康を」という宣言が行われた。鎌田氏は30年ほど前から現在こそ当たり前になりつつある「地域包括ケア」という言葉を使い、地域で一人ひとりが自らの死生観を持てるよう、命のリテラシーを高める活動を進めてきた。また、国内だけでなくNPOを立ち上げ、チェルノブイリの放射能汚染地域のやイラクの難民キャンプの子どもたちを助ける活動も行ってきた。多岐にわたる国内外でのご経験から、本講演では、真の地域包括ケアづくりと日本のヘルスケアの今後のありかたについてお話いただく。


Speaker Bio
東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけた病院を再生させた。「地域包括ケア」の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導いた。 (現在、諏訪中央病院名誉院長、地域包括ケア研究所所長) 一方、チェルノブイリ原発事故後の1991年より、ベラルーシの放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援(JCF)。2004年からはイラクの4つの小児病院へ4億円を超える医療支援を実施、難民キャンプでの診察を続けている(JIM-NET)。
東北はもとより全国各地の被災地に足を運び、多方面で精力的に活動中。 ベストセラー「がんばらない」他、著書多数。

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